2025/09/08 00:49
動画内の説明追記ー
転写シートを貼る前に、仮置きで位置をチェック
いきなり本番の靴に転写シートを貼り付けるのではなく、まずは台紙についたままの状態で、どの位置に貼るか、角度は適切かなどを確認しましょう。特に複雑なデザインや、左右対称にしたい場合はこの仮置きが非常に重要です。
ヘラ(スキージー)の力加減が重要
転写シートを貼った後、カットしたパーツを台紙から剥がれやすくするためにヘラでこすりますが、この時の力加減もポイントです。強すぎると糊が潰れる原因になりますし、弱すぎるとパーツが台紙に残ってしまいます。
**コツは、ヘラを滑らせるように、均一な力で全体を軽くこすることです。**特に細かいパーツや細い線がある部分は、力を入れすぎないように注意しましょう。
剥がす時は「慎重に、ゆっくりと」
転写シートを台紙から剥がすとき、そして靴から剥がすときも、とにかくゆっくりと慎重に行うことが大切です。
勢いよく剥がすと、細かいパーツが転写シートに残ってしまったり、逆に靴から剥がれなくなったりします。パーツが残っている場合は、ピンセットで優しく台紙に戻してあげましょう。
エア抜き(気泡抜き)も忘れずに
転写シートを靴に貼り付けた後、シートの下に空気が入って気泡ができてしまうことがあります。この気泡が残っていると、エアブラシで塗った時に塗料が流れ込んでしまう原因になります。
ヘラなどを使って気泡を端に追い出したりして、しっかり空気を抜いてください。
これらの追加のコツを実践することで、マスキングの精度が上がり、より完成度の高いスニーカーペイントにつながります。